メガネ修理

メガネの修理を喜んでいたします

当店でお作りいただいたメガネはもちろん、他店でお求めのメガネにつきましてもお気兼ねなくご相談ください。

メガネ修理料金一覧表

2025年1月1日現在のメガネに関するおもな修理料金です。(税込)
お品物の破損状況により修理料金をお見積りいたします。お気兼ねなくご相談ください。

基本修理内容 修理日数 修理価格
ロー付けのみ 2週間 ¥6,050
レーザー溶接のみ 2週間 ¥6,050
レーザー溶接+部分塗装 3週間 ¥8,250
単色再メッキ 3週間 ¥6,050
2色再メッキ 3週間 ¥6,050
七宝のみ 3週間 ¥6,050
ロー付け+単色再メッキ 3週間 ¥8,250
ロー付け+2色再メッキ 3週間 ¥8,250
ロー付け+単色再メッキ+七宝付け 3週間 ¥10,450
ロー付け+2色再メッキ+七宝付け 3週間 ¥10,450
プラスチック枠丁番埋込 3週間 ¥8,250
ネジ抜き・ネジ入れ 20分〜 ¥1,100
プラスチック枠ブリッジ修理 3週間 ¥10,450
型直し 15分〜 ※1
プラスチック枠鼻盛り 3週間 ¥8,250
先セル交換(芯張は別料金) 30分〜 ¥2,200 ※2
バネ丁番修理・片方 3週間 ¥6,050
バネ丁番修理・両方 3週間 ¥6,050
バフ掛け 2日〜4日 ¥4,400 ※3
鼻パット交換 ハードパット 5分 ¥300 ※2
鼻パット交換 シリコンパット 5分 ¥600 ※2
鼻パット交換 クリングスアームの取付 1週間 ¥6,600 ※4

※1、店頭にて修復可能な範囲はサービス(商品のデザインや構造によっては、型直しや調整に限界がある場合がございます。また、調整や修理の際に商品の破損等が発生してしまった場合、商品の弁償や返金等は致しかねますのでご了承ください。)
※2、ブランド純正品やお取寄せが必要なものは別途料金、納期がかかります。
※3、生地の劣化によりバフ掛け中に破損してしまった場合に商品の弁償や返金等は致しかねますのでご了承ください。
※4、取付材質はアセテート、セルロイド限定です。フレームのデザインによって出来ない場合もあるのでご相談ください。
※破損箇所の状態によって金額が異なる場合がございます。詳しくはお近くの店舗に眼鏡をお待ちください。

店頭で修理が困難なものはメガネの産地、福井県の鯖江市にあるサンクス・メンテナンス・センターに送って修理いたします。当店では事前にお見積りと日数をお伝えし、ご納得いただけた場合、修理の受付をさせていただきます。

メガネの修理事例

メガネの修理事例で多いケースをご紹介します。ご自身のメガネの状態と見比べていただきご参考ください。※写真はメガネ各部の名称です。

メガネの修理事例

金属製メガネの折れ

金属製のメガネは、溶接個所も多く、修理での対応も多いメガネです。また、メッキや飾り、装飾が剥がれることもあり、これらの修理も数多くいただいております。

金属製メガネ場合、ほとんどは修理可能ですが、特殊な金属の使用や破損状況によっては不可の場合もございます。またどこまで修理するかによってお値段と納期も変わってきますので、詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。

レーザー溶接やロー付といった熱処理を行ったあとは、塗装・メッキ処理などの仕上げ加工を行いますが、修復箇所だけを行う場合と、修理箇所を目立たなくする全体的な処理を行う場合があります。

1:鼻パッドを支えている金属部分の修理

クリングス(アーム)と呼ばれている部分で、鼻当て部分で気になる方も多く、無理に曲げて折ってしまうケースが多い部分です。
新しいパーツを接着するために、熱をかけるため(ロー付)塗装が剥がれてしまいますので、修復箇所への仕上げ加工をおすすめします。

クリングス折れ

2:テンプルを折りたたむ為の丁番部分の修理

同型のパーツに交換して修理するケースが多いです。
交換パーツが無く欠損部分が無い場合は、熱処理(レーザー溶接)での対応を行い仕上げ加工を行う場合もあります。

丁番折れ

3:レンズを支えているリム部分の修理

俗に「リム切れ」と言われる修理です。
パーツ交換が出来ない場合は、同種の金属を後ろ側に追加してレーザー溶接する場合もあります。目立つ部分のため全体対的な仕上げ加工をおすすめします。

リム切れ

金属製メガネの取れ・外れ

1:ブリッジとリムのロー離れ修理

ロー付されたていた箇所が、力が加わった時に取れてしまうことがあります。
その場合再度ロー付けを行います。目立つ部分ですので、全体対的な仕上げ加工をおすすめしています。

ブリッジ_ロー離れ

2:ヨロイのロー離れ修理

外側に開くような力が加わった時に取れやすいです。再度ロー付けを行います。
状況にもよりますが、修復箇所への仕上げ加工をおすすめします。

ヨロイ_ロー離れ

プラスチック製メガネの折れ

プラスチックフレームは修理できる素材とできない素材があります。
下記を参照のうえ、ご自分のメガネがどんなプラスチック素材かご確認いただくか、店舗スタッフまでお尋ねください。

・セルロイド製 … 修理可能
・アセテート製 … 修理可能
・TR素材   … 修理不可の場合が多い
・ウルテム素材 … 修理不可の場合が多い

1:ブリッジ部分の折れ修理

プラスチックフレームの場合は、メタル製より折れることが多く、中心となるブリッジ部分も折れやすい部分です。
プラスチック素材の場合は、素材に熱を加えた接着や、不足したプラスチックを追加しての接着を行い、綺麗に磨いて元の状態に近づけますので、豊富な経験と高い技術力が求められます。

セル_ブリッジ折れ

2:ヨロイ部分の折れ修理

テンプルを繋ぐ金具を埋め込んでいる為、構造上、金具の所から折れてしまうケースが多い部分です。
フロント部分のパーツ交換が出来ない場合は、ブリッジ同様の接着での修理となります。

セル_ヨロイ折れ

3:リム切れ修理

プラスチックフレームでもメタルフレームと同じように、何かの力が加わって切れてしまう事もあります。
フロント部分のパーツ交換が出来ない場合は、ブリッジ同様の接着での修理となります。

セル_リム切れ

4:耳あて(先セル)部分の折れ・割れ修理

ご自分で掛け具合を調整しようとして折ってしまう場合があります。
通常、熱をかけて素材を柔らかくし、ゆっくりと曲げていきます。パーツ交換での対応が多い箇所となります。メタル製のメガネでも、耳あて(先セル)部分にプラスチックを使用している製品も多く、割れ等による交換や修理のケースもございます。

セル_テンプル折れ

プラスチック製メガネの取れ・外れ

部品が外れただけであれば再埋込みを行いますが、折れた場合は熱を加えて折れたパーツを外し、新しい部品に交換し、再度熱を加えてパーツを埋め込みます。不足したプラスチックを追加して、角度を整えてから表面を磨く場合もあり、豊富な経験と高い技術力が求められます。

セル_丁番埋め込み

プラスチック製メガネの鼻盛り加工

鼻あて部分が一体型のデザインのものが多く流通しており、一体型の鼻あては、お客様の鼻に合わせて調整することが出来ない為、メガネが下がってきてしまう方などのフィッティングに苦戦することがあります。その様な場合は、「鼻盛り加工」がおすすめです。

当店では専用の鼻盛パーツを準備しており、お客様の鼻筋にあったものをご指定いただき、鼻あて部分を新たに付加することで理想のフィッティングを行うことができます。

作業工程としては、フレームの鼻あて部分をヤスリで平らになるまで削ります。次に切削面をバフ研磨で綺麗にします。その後、切削面と鼻盛パーツの接地面を溶剤で溶かし、溶接します。最後に鼻盛周辺をバフ研磨で綺麗にします。

修理BA_セル_鼻盛り

クリングスパーツを埋め込んで、メタルフレームのような鼻パッドを付けることも可能です。この場合、ヤスリで削った後に切削面をバフ研磨で綺麗にしてから、クリングスパーツを埋め込みます。フレームの状態によっては、当店での取付作業も行います。

メガネ修理

その他の修理

修理前の写真のみですが、どのような状態か下記をご参考ください。

ネジ抜き

ネジの頭が完全につぶれてしまい、ネジの頭がまわりと同じ高さにあって、飛び出していない状態です。

飛び出していればネジの頭に切り込みを入れて、少し熱を加えると店舗でも取れる場合がありますが、埋まっている場合は切り込みを入れられず取れません。

このような場合「ネジ抜き」処理が必要になります。

ネジ抜き

再七宝

レンズを抑えているリムの外側のみ他と違う色を付けている仕様のフレームの場合、経年変化などで剥がれてしまうことがあります。

目立つ場合、再処理修理をして見栄えを良くすることも可能です。

再七宝

飾り(宝石等)の付け直し

取れた宝石や飾りがある場合は修理可能ですが、宝石や飾りを紛失してしまった場合は、その装飾品を用意できない場合は修理不可能ですし、用意できてもその装飾品が大変高価な場合もございますので、修理価格が大きく変わってきます。
こういった際は、事前に詳しい御見積りをご提示し、ご了承をいただいてから修理いたします。

飾りつけ

バネ丁番の修理

掛け心地を良くしてくれるバネ丁番ですが、不具合となると修理が必要となる場合がございます。
左下の写真が埋め込み式のバネ丁番で、カジュアルなデザインのフレームや輸入品に多くなっています。
右下はスライド式のバネ丁番で、国産の高級紳士フレームに多く付いています。
片方の場合、両側の場合で費用も変わってきます。

バネ丁番の修理

一見、修理困難そうなメガネフレームでも当店にご相談ください。状態を確認することで修理可能な場合がございます。
現物を確認しない限り、修理可否の判断は出来ませんので、当店へ一度修理ご相談のご連絡をいただいた上、ご持参ください。

メガネの修理に関するご相談やお見積りは、当店までお気兼ねなくご相談ください。

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